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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻2号

1995年02月発行

文献概要

今月の主題 平衛機能検査 技術解説

視運動性眼振の検査

著者: 高橋正紘1

所属機関: 1山口大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.181 - P.183

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 視運動性眼振は周囲景色の移動で起こる反射性眼球運動であり,小さな移動視標を固視するための追従眼球運動とは異なる機構である.通常,ドラム回転あるいはスクリーンへの投影により,左右方向で最大速度120°/s,毎秒4°/sの加速減速刺激が用いられる.紙送り速度1mm/sで記録し,パターンとして評価する(OKPテスト).反射の解責任部位から,小脳,脳幹障害のスクリーニング検査として有用である.〔臨床検査39:181-183,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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