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今月の主題 平衛機能検査 技術解説
視運動性眼振の検査
著者: 高橋正紘1
所属機関: 1山口大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.181 - P.183
文献購入ページに移動 視運動性眼振は周囲景色の移動で起こる反射性眼球運動であり,小さな移動視標を固視するための追従眼球運動とは異なる機構である.通常,ドラム回転あるいはスクリーンへの投影により,左右方向で最大速度120°/s,毎秒4°/sの加速減速刺激が用いられる.紙送り速度1mm/sで記録し,パターンとして評価する(OKPテスト).反射の解責任部位から,小脳,脳幹障害のスクリーニング検査として有用である.〔臨床検査39:181-183,1995〕
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