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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻2号

1995年02月発行

文献概要

今月の主題 平衛機能検査 技術解説

温度刺激検査

著者: 藤田信哉1 松永喬1

所属機関: 1奈良県立医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.190 - P.192

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 温度眼振の検査は,主として外側半規管の機能を見る検査である.眼振発生のメカニズムは,外側半規管内に内リンパ流動が起こり,これが前庭眼反射を誘発するためである.
 温度刺激方法には,冷温交互注水法のほかに少量注水法があり,どちらも臨床的に有用である.眼振の詳細な評価には,フレンツェル眼鏡下の肉眼観察による持続時間やENG記録下の緩徐相速度が用いられている.最近では,コンピュータを駆使した眼振の分析が広く行われてきている.〔臨床検査39:190-192,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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