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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の主題 薬物検査 総説

癌の多剤耐性機構

著者: 鶴尾隆1

所属機関: 1東京大学分子細胞生物学研究所生体化学部門分子生物活性研究分野

ページ範囲:P.399 - P.402

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 臨床において抗癌剤が効かなくなる耐性化の現象は広く認められている.この耐性化のうち,多くの抗癌剤が同時に効かなくなる多剤耐性の現象が最近明らかにされた.本稿では近年のトピックスである多剤耐性についてその分子機構,臨床発現と,生理学的意味を述べ,多剤耐性に対する治療の基礎的アプローチについて述べる.〔臨床検査39:399-402, 1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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