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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の主題 薬物検査 技術解説

血中薬物濃度の標準測定法

著者: 西原カズヨ1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院薬剤部

ページ範囲:P.409 - P.414

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 血清および血液中薬物濃度の標準測定法としては,特異性の高い高速液体クロマトグラフィー(HPLC)が用いられている.このHPLCの原理を十分認識し,種々の前処理方法,分析条件を選択することにより,多くの薬物の分離測定が可能になる.このことから多くの薬物が併用投与され,いくつかの活性代謝物を血清中に含む抗てんかん薬の濃度測定はHPLCの適用が便利である.また,数種類の不整脈治療薬の濃度の同時測定も可能である.
 一般的な前処理法(液―液抽出法,カラム抽出法)およびHPLC分析法(吸光光度計,蛍光光度計使用)を用いた3種類の定量法,それぞれ抗てんかん薬,抗不整脈薬およびアミノ配糖体系抗生物質について具体的に示した.〔臨床検査39; 409-414, 1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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