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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の主題 薬物検査 技術解説

ドーピングの検査法

著者: 植木眞琴1

所属機関: 1(株)三菱化学ビーシーエルドーピング検査室

ページ範囲:P.447 - P.449

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近年国際レベルのスポーツ大会ではドーピング検査を実施することが必須とされている.1994年9月の国際オリンピック委員会(IOC)通知ではドーピングを,①薬理作用別に分類された禁止薬物の使用および,②薬理的,化学的,物理的不正操作と定義し,さらに使用制限のある薬物について処方のガイドラインを示している.ここ数年最も深刻なドーピングは蛋白同化剤の乱用であり,特に生体内で合成される生理的ホルモンが問題となっている.ここではドーピング検査の概要と結果判定上の問題などについて解説する.〔臨床検査39: 447-449, 1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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