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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻5号

1995年05月発行

文献概要

今月の主題 定量検査のQM―精度向上への道筋 総説

臨床検査のQM―世界の動向

著者: 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.505 - P.509

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 WHOをはじめ多くの国際団体が臨床検査の精度保証に関する標準書を提案し,多くの先進国では国として標準を設定して検査室の管理基準としている.わが国としても,国内標準書を出版し,すべての検査室の管理目標とすべきである.臨床検査の高い精度を維持するために精度マネジメント(QM)が必要であり,それには測定に直接関連した精度保証(QA)と,それを周辺から支える良質の検査管理業務(GLP)を導入しなければならない.また,精度保証は分析前,分析中,分析後のすべての段階について考慮し,分析工程については内部精度管理(IQC)と外部精度アセスメント(EQA)の両方が不可欠である.〔臨床検査39:505-509,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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