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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻5号

1995年05月発行

文献概要

今月の主題 定量検査のQM―精度向上への道筋 外部精度アセスメント(EQA) 調査試料の問題点

1)血液化学検査―免疫化学

著者: 吉田浩1

所属機関: 1福島県立医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.533 - P.536

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 抗原抗体反応に基づく原理により検出する場合の問題としては,試料および測定系の抗原,抗体および他因子に大別される.抗原としてはサブユニット,アイソフォーム,抗原過剰や抗原性の変化などがあり,抗体としては異好抗体やリウマトイド因子などによる影響がみられることがある.抗原過剰のみならず,抗体過剰による問題もまれに起こる.非特異的因子として,試料の安定化剤などさまざまな因子も考慮されなければならない.〔臨床検査39:533-536,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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