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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻5号

1995年05月発行

文献概要

今月の主題 定量検査のQM―精度向上への道筋 話題

JACLaPの活動―管理運営を中心に

著者: 熊坂一成12

所属機関: 1日本大学医学部臨床病理学教室 2日本臨床検査医会教育研修委員会

ページ範囲:P.569 - P.571

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1.JACLaPと日本臨床病理学会
 JACLaPとは,日本臨床検査医会(河合忠会長)の英文名,Japanese Association of ClinicalLaboratory Physiciansの略である.JACLaPは,臨床検査医の資質の向上とその育成および相互の発展を図ることを目的としており,これらの目的を達成するために総会,セミナー,ワークショップなどを開催し,会誌やニュースなどを定期的に発行している.会員は386名(日本臨床病理学会認定臨床検査医を主体とする333名の正会員,認定医を目ざして研修中の準会員53名,1994年末現在)であり,ほとんどの会員は日本臨床病理学会の会員でもある.このように,両団体はきわめて密接な関係にあるが,組織規約上は各々,完全独立した別の団体である.
 すなわち日本臨床病理学会(河野均也会長)は,臨床病理学・臨床検査医学およびこれに関する分野の進歩,発展を図ることを目的とする学術団体であり,会員の大多数は認定臨床検査医ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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