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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻5号

1995年05月発行

文献概要

研究

体腔液中の可溶性E-カドヘリンの測定意義

著者: 池田聡1 茂木佳之1 木村博1 川俣みづほ1 井坂信之1 鈴木恵子2

所属機関: 1総合病院土浦協同病院中央検査科 2総合病院土浦協同病院病理科

ページ範囲:P.603 - P.607

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 80症例の体腔液(悪性52例,良性28例)を対象に,EIA法を用いて可溶性E-カドヘリンを測定した.その結果,悪性例では良性例と比較して高値を示すものが多かった.さらに免疫染色を用いた検討を行い,これにより体腔液中に出現する悪性細胞のE-カドヘリン発現状態が,可溶性E-カドヘリン値を左右する因子の1つであることが示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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