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今月の主題 抗体蛋白 免疫グロブリンの基礎知識
抗原抗体結合部位の微細構造とその医学的意義
著者: 清水章1
所属機関: 1大阪医科大学病態検査学教室
ページ範囲:P.643 - P.648
文献購入ページに移動 ニワトリ卵白リゾチームなどの蛋白抗原と,それに対する強アフィニティーのモノクローナル抗体のFabあるいはFvとの複合体のX線結晶解析が研究され,抗原および抗体分子の接触面にあるアミノ酸残基が明らかにされた.カノニカル構造,水分子の役割,抗原結合に伴う結合部位の構造変化,抗イディオトープの高次構造などが,次々とわかってきた.これらの知見は臨床検査にとっても重要である.〔臨床検査39:643-648,1995〕
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