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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻6号

1995年06月発行

文献概要

今月の主題 抗体蛋白 免疫グロブリンの基礎知識

抗原抗体結合部位の微細構造とその医学的意義

著者: 清水章1

所属機関: 1大阪医科大学病態検査学教室

ページ範囲:P.643 - P.648

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 ニワトリ卵白リゾチームなどの蛋白抗原と,それに対する強アフィニティーのモノクローナル抗体のFabあるいはFvとの複合体のX線結晶解析が研究され,抗原および抗体分子の接触面にあるアミノ酸残基が明らかにされた.カノニカル構造,水分子の役割,抗原結合に伴う結合部位の構造変化,抗イディオトープの高次構造などが,次々とわかってきた.これらの知見は臨床検査にとっても重要である.〔臨床検査39:643-648,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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