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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻6号

1995年06月発行

文献概要

今月の主題 抗体蛋白 抗原抗体反応の基礎知識

抗原抗体結合反応のメカニズム

著者: 中村弘1

所属機関: 1産業医科大学免疫学

ページ範囲:P.649 - P.656

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 ホルモンをはじめ,生理活性物質の中には極微量で重要な生理的効果を表す物質が数多く存在しており,その検出・同定方法として免疫測定法が広く利用されている.こうした方法を適切に応用するためには,抗原抗体結合の基礎的な理解が必要である.ここでは,抗原決定基と抗体活性基の構造,両者の結合反応の性質などから解説し,反応の熱力学的解析,X線結晶解析,速度論解析を含めて抗原抗体結合のメカニズムを化学構造論的基礎から理解することを目標とした.〔臨床検査 39:649-656,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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