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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻6号

1995年06月発行

文献概要

今月の主題 抗体蛋白 技術解説

梅毒トレポネーマ抗体

著者: 菅原孝雄1

所属機関: 1東洋公衆衛生学院

ページ範囲:P.689 - P.693

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 梅毒トレポネーマ抗体は,梅毒血清反応で検出される感染抗体である.梅毒の診断に当たっては,用いる抗原の状態によって,主としてIgG抗体のみに反応する場合と,IgM抗体への反応性が高くなる場合とがある.
 IgM抗体の検出は,初期抗体の検出による早期診断,梅毒の病期と治癒の判定,先天性梅毒の際の胎児への感染の有無などに有用な反応と考えられている.〔臨床検査39:689-693,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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