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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻7号

1995年07月発行

文献概要

今月の主題 赤血球―新しい展開 総説

赤血球膜異常症

著者: 八幡義人1 神崎暁郎1

所属機関: 1川崎医科大学医学部血液内科

ページ範囲:P.754 - P.761

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 赤血球膜異常症は,従来から末梢血赤血球形態に基づいて診断が決定されてきているが,最近の膜生化学分析の著しい進歩によって,新たな疾患群が種々確立しつつある.また従来からの遺伝性球状赤血球症や遺伝性楕円赤血球症も,その病因について膜蛋白の生化学的分析と,それを決定している病因遺伝子の解析が不可欠となっている.そこで,赤血球膜異常症の代表疾患について,最新の知見を紹介したい.〔臨床検査39:754-761,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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