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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻7号

1995年07月発行

文献概要

今月の主題 赤血球―新しい展開 技術解説

異常ヘモグロビンの検出

著者: 大庭雄三1 服部幸夫1

所属機関: 1山口大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.793 - P.797

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 異常ヘモグロビン(Hb)症ではHb分子の性質の異常がそのまま臨床所見に反映される.したがって,症状に対応するスクリーニングテストと,高分離電気泳動や液体クロマトグラフィーの併用によって異常Hbの検出を試みる.DNA検査は,赤血球系以外の細胞を用いて,既知の異常Hbを検出・確認する特異的手段である.未知の異常Hbのアミノ酸配列異常の決定にも,DNA分析はもう1つの手段として定着した.〔臨床検査 39:793-797,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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