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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻7号

1995年07月発行

文献概要

質疑応答 臨床化学

ERCP後の高アミラーゼ血症

著者: 植田昌敏1 Q生

所属機関: 1ES健康管理センター

ページ範囲:P.837 - P.838

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 Q ERCPを行った翌日,血中アミラーゼ2,333IU/1,尿中アミラーゼ4IU/1でした.その次の日は血中アミラーゼ11700IU/1,尿中アミラーゼ36,220IU/1となり,その後次第にアミラーゼは下がってきました.このような例は,いままで膵炎患者では経験したことがありません.翌日の検査データからどのような状態が考えられるでしょうか、尿中アミラーゼの異常低値の意義についてもお教えください,なお,この患者のERCP施行前のアミラーゼ値は正常でした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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