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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 脱中央化検査技術 巻頭言

検査目的に合った検査技術の進歩

著者: 片山善章1

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部

ページ範囲:P.865 - P.866

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 現在の医療システムにおいて,臨床検査は診断・治療を決定するうえで大きなウエイトを占めていることは周知のとおりである.すなわち,今日の医療の発展のために臨床検査情報の供給体制が拡充されたためであり,それは各種の臨床検査機器・装置が開発されて臨床の要求に応じてきたからである.また,最近では各臨床検査装置をコンピュータに接続して,検査部のコンピュータシステム化が行われ,病院のオーダリングシステムの一環に組み入れられている基幹病院が多くなってきている.そして検査部の臨床へのサービスは検査結果の解析による診断支援システムの実施が行われつつある.
 一方,臨床検査の本来の目的である"その時の患者の症状における検査結果によって,診断・治療を決定する"ための検査技術の進歩・発展も目を見張るものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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