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文献概要
今月の主題 脱中央化検査技術 総論
検査の中央化の功罪
著者: 只野壽太郎1
所属機関: 1佐賀医科大学臨床検査医学講座
ページ範囲:P.867 - P.872
文献購入ページに移動 1950年代にGHQの指示で始まった日本の臨床検査室中央化の流れは,1980年代の急速に普及し始めた病院診療支援システムの流れに飲み込まれることになった.従来の"検体処理業"としての検査室は,今や"情報処理業"に変わってしまった.
臨床医にとっては,検査データが"いつでも""どこでも""好きなときに"得られればよいわけで,そのデータがどこで作られようと問題ではない.われわれはこのような変革に対応する検査室を作らなければならない.〔臨床検査39:867-872,1995〕
臨床医にとっては,検査データが"いつでも""どこでも""好きなときに"得られればよいわけで,そのデータがどこで作られようと問題ではない.われわれはこのような変革に対応する検査室を作らなければならない.〔臨床検査39:867-872,1995〕
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