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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻8号

1995年08月発行

今月の主題 脱中央化検査技術

脱中央化検査法の種類と特微

咽頭炎の迅速診断

著者: 岩田敏1 佐藤吉壮2 秋田博伸3 砂川慶介4

所属機関: 1国立霞ヶ浦病院小児科 2富士重工業健康保険組合総合太田病院小児科 3聖マリアンナ医科大学小児科 4国立東京第二病院小児科

ページ範囲:P.929 - P.933

文献概要

 咽頭炎の原因菌のうち,最も重要なStreptococcuspyogenes (A群レンサ球菌)に対する迅速診断を中心に概説した.A群レンサ球菌迅速診断用キットは,キットにより所要時間,操作の簡便性,感度,1検体当たりのコストに若干の差はあるものの,培養法の成績とよく一致し,感度,特異性ともに良好で,ベッドサイドにおける早期診断,早期治療に有用である.Mycoplasma pneumoniae,Chlamydia pneumoniaeに対する迅速診断については今後に課題が残されている.〔臨床検査39:929-933,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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