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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 脱中央化検査技術 脱中央化検査法の種類と特微

感染性下痢症のベッドサイド検査

著者: 永山憲市1 本田武司1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所感染症研究部門一細菌感染分野

ページ範囲:P.935 - P.938

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 感染性下痢症は臨床において頻度の高い疾患の1つである.下痢の原因は細菌,ウイルス,原虫とさまざまで,検査方法も多岐にわたる.そのため採取された便検体はベッドサイドで検査されることなく検査室に送られることも多い.臨床の場で最も新鮮な検体を用いて検査できるベッドサイド検査が貴重な情報を提供してくれることは言うまでもないが,残念ながらまだ実用的なものは少ない.本稿ではベッドサイドで利用できると思われる感染性下痢症の検査方法の現状について述べた.〔臨床検査39:935-938,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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