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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻9号

1995年09月発行

文献概要

今月の主題 人畜共通感染症 病態と技術解説

リステリア症

著者: 小久保彌太郎1

所属機関: 1東京都立衛生研究所生活科学部乳肉衛生研究科

ページ範囲:P.1001 - P.1007

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 現在,リステリア症はもっとも重要な食品媒介感染症の1つとして位置づけられている.その起因菌のListeria monocytogenesは低温でも発育できるという特性があり,乳や食肉を主原料とした調理済みのそのまま食べられる(ready-to-eat)冷蔵食品が原因食品となる可能性が高い.わが国ではいまだ食品媒介リステリア症は確認されていないが,厚生省は乳・乳製品を対象とする検査法を示すなど発生防止対策を通知して行政的対応を図っている.
〔臨床検査 39:1001-1007,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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