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学会だより 第65回日本超音波医学会研究発表会
いよいよ本格的カラードプラ時代へ
著者: 久直史1
所属機関: 1高知医科大学放射線部
ページ範囲:P.1020 - P.1020
文献購入ページに移動 5月17~19日にかけて第65回日本超音波医学会研究発表会が福岡大学坂口正剛会長のもと福岡市で開催された.286題の一般演題とともに,獣医学領域における超音波の応用や造影剤を用いた新しい画像法といったテーマで特別講演が行われ,いずれも超音波医学の広がりを示すものとしてなかなか興味深かった.教育講演としてはカテコールアミン関連物質の心臓作用,前立腺癌の超音波診断,肝腫瘍の病理と画像の3つのテーマが取り上げられ,いずれも日常臨床のベースになるものとして有益な良い講演であった.
また,今学会の特徴として"超音波用語フォーラム"および"超音波基礎解説"と題する2つの特別企画が組まれていた."halo "や" mosaic pattern"といった,日常ややもすると定義があいまいになりがちな用語についてのオリジナルの発表者からの解説や,超音波のアーチファクトやドプラ法についての技術側からの解説が行われたが,いずれも時宜を得たものであり,参加者全体のレベルアップを図ろうとする意図が感じられるプログラムであった.
また,今学会の特徴として"超音波用語フォーラム"および"超音波基礎解説"と題する2つの特別企画が組まれていた."halo "や" mosaic pattern"といった,日常ややもすると定義があいまいになりがちな用語についてのオリジナルの発表者からの解説や,超音波のアーチファクトやドプラ法についての技術側からの解説が行われたが,いずれも時宜を得たものであり,参加者全体のレベルアップを図ろうとする意図が感じられるプログラムであった.
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