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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻9号

1995年09月発行

文献概要

今月の主題 人畜共通感染症 病態と技術解説

レプトスピラ症

著者: 柳原保武1 増澤俊幸1

所属機関: 1静岡県立大学薬学部微生物学教室

ページ範囲:P.1029 - P.1037

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 レプトスピラ症はもっとも代表的な人畜共通感染症の1つで世界的に蔓延している.病原レプトスピラは29血清群250以上の血清型,14遺伝種からなる.レプトスピラはゲッシ類などの野生動物,家畜,ヒトなど120種以上の動物から分離され,ヒトは終末宿主である.診断は臨床診断に加え,病原体の分離または証明と顕微鏡凝集反応,ELISAなどの血清診断あるいはPCRによる遺伝子診断により行われる.分類と同定はRFLP解析と単クローン抗体解析により行われている.〔臨床検査39:1029-1037,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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