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学会だより 日本組織培養学会第68回大会
ヒトから採取された研究用組織・細胞の倫理的取り扱い―植物と動物を分けるもの
著者: 蔵本博行1
所属機関: 1北里大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1038 - P.1038
文献購入ページに移動 日本組織培養学会第68回大会(大会世話人・渡辺正己長崎大学薬学部教授)が,5月17~19日の日程で盛大に開催された.開催地となった長崎市は,花爛漫に色どられており,被爆50周年の節目の年を迎え,現在の幸福と平和を象徴する街に受け取れた.よく整備されたグラバー公園では,一生の記念にと集った修学旅行生が青春を謳歌していた.キリンビールの初代社長で髭の生えたキリンマークのモデルでもあるグラバーさんも,きっと嬉しかったに相違ない.
日本組織培養学会は,種々の細胞をin vitroで生育させこれを研究手段とすることを専門とする,つまり培養生物学を専門とする研究者の学会である.最近では,培養というよりはバイオと呼んだほうが通りが良さそうである.そのカバーする領域は,医学ばかりでなく,薬学,農学,獣医畜産,理学など広く生命科学分野に及んでいる.
日本組織培養学会は,種々の細胞をin vitroで生育させこれを研究手段とすることを専門とする,つまり培養生物学を専門とする研究者の学会である.最近では,培養というよりはバイオと呼んだほうが通りが良さそうである.そのカバーする領域は,医学ばかりでなく,薬学,農学,獣医畜産,理学など広く生命科学分野に及んでいる.
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