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目でみる症例―検査結果から病態診断へ・33
自己免疫性高カイロミクロン血症―自己抗体とLPL,HTGLとの結合
著者: 木原進士1 松沢佑次1
所属機関: 1大阪大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1073 - P.1075
文献購入ページに移動自己免疫性高脂血症とは自己抗体が,リポ蛋白代謝に重要な,酵素や受容体などに対して産生され,その欠損症類似の病態を呈するものである.
自己免疫性高カイロミクロン血症は,血中の中性脂肪(TG)分解のKey Enzymeである,リポ蛋白リパーゼ(LPL),肝性リパーゼ(HTGL)が自己抗体によって阻害され発症する1).
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