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文献詳細

雑誌文献

臨床検査4巻1号

1960年01月発行

文献概要

技術解説

病原微生物株の保存法

著者: 佐藤和男1

所属機関: 1東京大学伝染病研究所

ページ範囲:P.27 - P.33

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 病原微生物株は,研究上の試料として必要であるばかりではなく,防疫上の衛生検査ないしは臨床上の細菌学的診断または血清学的診断の際の標準株として,あるいは,免疫血清,ワクチンまたはトキソイドなどの生物学的製剤の製造のための材料として,あるいは,医学教育のための実験または示説の資料としてなど,多様の目的のために使用されている。
 したがつて,必要なときに必要なものをただちに役立たせるためには,無生物とはちがつて,平素からその保存に注意をはらつて備えておくことが大切である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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