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文献詳細

雑誌文献

臨床検査4巻10号

1960年10月発行

文献概要

技術解説

焔光光度計によるミネラル測定上の注意

著者: 長谷川博1

所属機関: 1国立東京第二病院

ページ範囲:P.607 - P.613

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 焔光分析の臨床検査への応用は米国で1947年頃に始められたのですから未だ歴史は浅いのですが,その簡易,迅速,正確性が広く認められ,我国でも主要病院は殆んどこの機械を設置して血清,尿其他のミネラルを測定する様になりました。そして機械装置も,物理化学の研究用に設計され廻折格子を使つてあるflame-spectropho-tometerではなく,もつと簡単にNa,K丈け或いはNa,K,Ca測定の為に設計され,数枚の干渉Filterを交換する丈けでよい医学生物学専用の機械が十指に余る会社から発売されております。そこで焔光分析の実技上の解説を行い,併せて臨床医の立場からみた検体取扱い上の諸注意をのべてみます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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