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文献詳細

雑誌文献

臨床検査4巻10号

1960年10月発行

文献概要

学院紹介

文京女学院医学技術者養成選科—厚生大臣指定衛生検査技師養成所

著者: 丹下穹1

所属機関: 1文京女学院医学技術者養成選科

ページ範囲:P.647 - P.649

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まえおき
 従来臨床検査は医師が診療と兼ねて行うものとされていましたが,医学の進歩に伴い次第に多種多様となり,これを専門に行う臨床検査部門の独立が各所で実施されるような状勢になつてまいり,これにつれてこの仕事を専門に行う技術員の確保および養成が時代的要求として叫ばれてきました。国家がこれにこたえ,あわせてこれら検査員の地位の向上,身分の保証のため昭和33年7月に衛生検査技師法が公布され,国家試験に合格した検査員に対しては衛生検査技師という名称が与えられることになりました。この法律によると国家試験受験資格取得には,厚生または文部大臣の指定した養成所・学校を卒業することが必要とされると定められております。この学校指定については,昭和33年12月に公布された衛生検査技師学校養成所指定規則に基いて指定の審査が行われ,昭和34年3月はじめて日本全国で6つの養成所。学校が認可開校されました。
 学校法人文京学園設置・文京女学院医学技術者養成選科(以下医選科と省略)はこの第一回の指定を受け,昭和34年4月第一回生40名の入学を迎えて発足いたしました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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