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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻1号

1996年01月発行

文献概要

今月の主題 検査室の安全管理 バイオハザートとその対策

検体検査の業務感染

著者: 山根誠久1

所属機関: 1熊本大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.11 - P.15

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 検体検査にかかわる業務感染では,血液を介する感染とエーロゾル吸入による結核の2つがもっとも大きな問題である.前者は生化学検査室,血液検査室で,後者は病理検査室と細菌検査室でその危険性が高い.血液を介する感染では,既知の微生物に限定せず,すべての検体は感染微生物を含むという認識で取り扱う必要がある.結核菌対策では,エーロゾルの発生に注意し,生物学的安全キャビネットを正しく使用することである.〔臨床検査 40:11-15,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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