icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻10号

1996年10月発行

文献概要

研究

病理検査室における溶媒再生に関する基礎的検討

著者: 中村圭吾1 八木健一1 西村千枝子1 谷口恵美子1 横井豊治1 覚道健一1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第二病理学教室

ページ範囲:P.1219 - P.1222

文献購入ページに移動
 病理検査室では,何種類かの有機溶媒廃液を排出している.筆者らはアルコール廃液とキシレン廃液の2種類について,市販の溶媒蒸留装置を用い,実用性について検討したので報告する.パラフィン,アルコールの混入したキシレン廃液から,高純度のキシレンを回収できた.しかし,キシレンの混入したアルコールからアルコールの分離精製は,キシレンの混入を防ぐことができなかった.蒸留残渣としてのパラフィンや色素成分は,固形物として処分することができた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?