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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻12号

1996年11月発行

文献概要

資料

EIA法およびIRMA法によるプロラクチン(PRL)測定値の差違―重量単位および生物活性単位の評価

著者: 内田弘行1 古籏敏文1

所属機関: 1埼玉医科大学附属病院中央検査部

ページ範囲:P.1341 - P.1344

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 EIA法およびIRMA法によるPRL測定値を,重量単位もしくは生物活性単位のどちらで表示すべきかについて比較検討した.その結果,表示を重量単位とした場合,各測定法により測定値に著しい違いが認められたが,生物活性単位に換算したところ,その差違はほとんど解消された.この原因は,標準品の精製度,純度の違いによるものと思われた.今後,各測定法での表示を生物活性単位とすれば,標準品の違いによる測定値の差違を低減させることができ,施設問でのデータ対比を含めより実用的であると考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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