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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻13号

1996年12月発行

文献概要

今月の主題 基準値 病態識別値

ROC曲線の求め方と注意点

著者: 三宅一徳1

所属機関: 1順天堂大学医学部臨床病理学

ページ範囲:P.1409 - P.1413

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 検査の臨床的有用性は,その診断精度(感度・特異度)に依存する.ROC曲線(receiver operating characteristic curve)は,カットオフ値の変更による感度と特異度(偽陽性率)の変化によって描かれ,検査の診断精度を表す特性図である.ROC曲線は診断精度の評価および比較に不可欠の手法であり,病態識別値の設定にも応用できる.本稿では,ROC分析の概念と作成上の注意点を述べた.〔臨床検査40:1409-1413,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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