文献詳細
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診断基準
文献概要
原発性免疫不全症候群には表1に示すような疾患が含まれる.これらの疾患を疑うきっかけとなる症状は易感染性であり,頻回に感染を繰り返し,しかも肺炎,髄膜炎,敗血症などの重症感染症や,日和見感染症などを起こしやすい.その場合に,個々の疾患に特徴的な症状,臨床所見などを参照しながら鑑別診断を進めていくことになる.機械的にあてはめればすむような診断基準はない.
免疫グロブリン産生障害は主に表1のAの1および2に属する疾患に認められるが,これらのうちわが国における頻度の多い7疾患について,その特徴を表2に示した.ほかの疾患については文献1)を参照のこと.
免疫グロブリン産生障害は主に表1のAの1および2に属する疾患に認められるが,これらのうちわが国における頻度の多い7疾患について,その特徴を表2に示した.ほかの疾患については文献1)を参照のこと.
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