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トピツクス
質量分析の臨床検査への応用
著者: 中西豊文1 岸川匡彦1 宮崎彩子1 清水章1
所属機関: 1大阪医科大学・病態検査学
ページ範囲:P.1456 - P.1458
文献購入ページに移動一方,近年高分子量化合物に対するMSのイオン化法の技術革新がめざましく100kDaを超える蛋白質などを高感度(10-18molレベル),高精度(<0.01%)で分析し得るソフトイオン化法(electrospray ionization; ESI, matrix-assisted laser desorption ionization;MALDI)が開発され,高分子量化合物の検出・構造解析に応用されている.異常ヘモグロビン(Hb)症,家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)では,蛋白質の1次構造の変異により惹起される.
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