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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 活性酸素とSOD 活性酸素とSODの基礎知識

SODの種類と生理的意義

著者: 小川健一1 浅田浩二2

所属機関: 1京都大学大学院理学研究科分子植物科学講座 2京都大学食糧科学研究所

ページ範囲:P.137 - P.145

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 SODはスーパーオキシド(O2)を過酸化水素と酸素へ不均化する反応を触媒する酵素であり,銅と亜鉛を含むCuZn-SOD,鉄を含むFe-SOD,マンガンを含むMn-SODの3種が存在する.SODの反応は拡散律速であり細胞内では蛋白質濃度などが高いため拡散が抑制されることを考えると,SODの生理的機能にとってSODのO2生成部位,標的分子への局在性が重要である.〔臨床検査40:137-145,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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