icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻2号

1996年02月発行

今月の主題 活性酸素とSOD

活性酸素と病態

腎疾患

著者: 青柳一正1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科

ページ範囲:P.188 - P.191

文献概要

 活性酸素は尿細管を傷害し急性腎不全を起こすばかりでなく,糸球体障害であるピューロマイシンアミノヌクレオシドによる活性酸素増加はネフローゼを引き起こす.尿毒症起因物質とされるグアニジノコハク酸は尿素回路のアルギニノコハク酸から,メチルグアニジンはクレアチニンから活性酸素により産生される.慢性腎不全の進展因子としてラジカルによる尿細管細胞障害が示唆される.〔臨床検査40:188-191,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら