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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻2号

1996年02月発行

文献概要

今月の主題 活性酸素とSOD 活性酸素と病態

自己免疫疾患

著者: 神宮政男1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所臨床免疫学部門

ページ範囲:P.192 - P.196

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 自己免疫疾患(膠原病)では細胞免疫異常が病因・病態に関与する.細胞免疫異常や病態には活性酸素が関与している.液性免疫の異常である補体活性フラグメントや免疫複合体は好中球・単球/マクロファージなどを刺激し,NADPH酸化酵素が活性化され,スーパーオキシドが生成・細胞外遊離される.引き続き生成されるその他の活性酸素種を含め,活性酸素は細胞傷害・蛋白分子の変性などを惹起することにより組織を傷害する.〔臨床検査40:192-196,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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