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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻3号

1996年03月発行

文献概要

今月の主題 悪性リンパ腫 技術解説

細胞診

著者: 中村忍1

所属機関: 1金沢大学医学部第3内科

ページ範囲:P.307 - P.311

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 悪性リンパ腫は全身いずれの部位からも発生するので,細胞診上いつも悪性リンパ腫の可能性を考えておくことが大切である.メイ・ギムザ染色およびパパニコロウ染色用のほかに,特殊染色や免疫染色用の標本を作製し保存しておく.観察にはメイ・ギムザ染色が適しており,monotonousな腫瘍細胞の散在性出現,細胞質の染色性,核の性状などに注意して観察する.油浸系強拡大で,個々の細胞を詳細に観察することも忘れてはならない.〔臨床検査 40:307-311,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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