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今月の主題 悪性リンパ腫 技術解説
細胞診
著者: 中村忍1
所属機関: 1金沢大学医学部第3内科
ページ範囲:P.307 - P.311
文献購入ページに移動 悪性リンパ腫は全身いずれの部位からも発生するので,細胞診上いつも悪性リンパ腫の可能性を考えておくことが大切である.メイ・ギムザ染色およびパパニコロウ染色用のほかに,特殊染色や免疫染色用の標本を作製し保存しておく.観察にはメイ・ギムザ染色が適しており,monotonousな腫瘍細胞の散在性出現,細胞質の染色性,核の性状などに注意して観察する.油浸系強拡大で,個々の細胞を詳細に観察することも忘れてはならない.〔臨床検査 40:307-311,1996〕
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