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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻4号

1996年04月発行

今月の主題 注目のグラム陽性菌

レンサ球菌

B群レンサ球菌による新生児感染症

著者: 松田靜治1

所属機関: 1江東病院

ページ範囲:P.404 - P.407

文献概要

 新生児期のB群溶レン菌感染症は,感染経路の特異性(垂直感染,水平感染)とともに発症例は少ないが,致命率の高いことから重症感染症の代表的疾患である.病態上早発型(肺炎・敗血症),遅発型(髄膜炎)に分けられ,血清型別上若干の特徴がみられる.対策としては,妊婦保菌者の正確な検出方法の確立と保菌妊婦の抗体保有状況の把握に努めることが大切であり,抗菌剤投与など治療の一端を述べた.〔臨床検査40:404-407,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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