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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻4号

1996年04月発行

今月の主題 注目のグラム陽性菌

肺炎球菌

ペニシリン耐性肺炎球菌の疫学

著者: 山崎透1 那須勝2

所属機関: 1大分医科大学附属病院検査部 2大分医科大学内科学第二講座

ページ範囲:P.425 - P.430

文献概要

 肺炎球菌は,市中肺炎の最も重要な起炎菌であり,細菌性髄膜炎,中耳炎,副鼻腔炎,慢性気道感染症の急性増悪の起炎菌となる.ペニシリン耐性肺炎球菌は,1980年代後半から急速に増加し,中等度耐性菌は,約40~50%にみられ,高度耐性菌は数%であるが,世界的にも増加傾向を示し,多剤耐性化しているため今後とも注意していく必要がある.〔臨床検査40:425-430,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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