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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻4号

1996年04月発行

文献概要

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

PCR法

著者: 宮地勇人1

所属機関: 1東海大学医学部病態診断系臨床病理

ページ範囲:P.457 - P.462

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はじめに
 ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction;PCR)は,特定の塩基配列(DNAまたはRNA)を高度に増幅することによって病因遺伝子の迅速な検出や変異の解析が可能で,遺伝子診断における最も重要な技術の1つである.近年,操作法や酵素の改良,新しい解析技術や自動化の導入がなされ,その臨床検査技術としての有用性はいっそう高まりつつある.本稿ではPCRについて,その基本原理に基づく反応条件設定,各種解析技術さらに自動化について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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