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文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻6号

1996年06月発行

今月の主題 性感染症(STD)

病原体と病態

単純ヘルペスウイルス

著者: 和田順子1

所属機関: 1東京都立府中病院産婦人科

ページ範囲:P.659 - P.662

文献概要

 単純ヘルペス感染症の病原体と病態を述べた.すなわち1,2型ヘルペスウイルス感染の発症様式,臨床症状や経過,検査法とその解釈,治療方法など主に自験データにもとづいて臨床的かつ実用的に解説した.優秀な抗ウイルス剤の開発は本疾患の迅速検査を必要とし,その結果から臨床に導入された.局所の病巣治療も解決している.本ウイルスは感染後に神経節に潜伏し,日和見感染の原因となる.この根治療法に今後の期待が集まっている.〔臨床検査40:659-662,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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