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今月の主題 性感染症(STD) 検査法とその問題点 顕微鏡による同定
免疫組織化学とin situ hybridization法
著者: 堤寛1
所属機関: 1東海大学医学部病態診断系病理学部門
ページ範囲:P.679 - P.686
文献購入ページに移動 STDの病理診断における免疫組織化学および非放射性in situ hybridization (ISH)法の応用について概説した.これらの手法は,臨床的所見あるいは通常の顕微鏡的観察のみでは診断確定の難しいことの多いクラミジア症やヒトパピローマウイルス感染症で,特に有用性が高かった.ホルマリン固定パラフィン包埋切片や,アルコール固定細胞診材料といったルーチン検体を対象とした電顕レベルでの病原体抗原・ゲノムの同定についても言及した.〔臨床検査40:679-686,1996〕
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