icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査40巻6号

1996年06月発行

文献概要

今月の主題 性感染症(STD) 検査法とその問題点 新しい免疫学的検査法・遺伝子診断法

ヒト免疫不全ウイルス

著者: 橋田誠一1 橋中一也1

所属機関: 1宮崎医科大学生化学第一講座

ページ範囲:P.706 - P.713

文献購入ページに移動
 HIV-1感染の早期診断を目的として,超高感度の抗体と抗原の新しい同時測定法を開発しテストしてみたところ,従来の測定法より約2週間ウインドウ期間を短く,早期にHIV-1感染を診断することが可能になった.この同時測定法は,PCR法と同程度に早期の診断が可能であるだけでなく,セロコンバージョン時から発症に至るまでの全期間において,HIV-1感染の確実な診断も可能であることが明らかになった.〔臨床検査40:706-713,1996〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?