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文献概要
今月の主題 動脈硬化とリポ蛋白 話題
高比重リポ蛋白-コレステロール直接測定法
著者: 藤田誠一1 片山善章1
所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部
ページ範囲:P.1068 - P.1071
文献購入ページに移動1.はじめに
高比重リポ蛋白(HDL)-コレステロール(HDL-C)が,動脈硬化症の危険予防因子として重要な臨床検査項目の1つとして測定されるようになって久しい.
その方法としては,ポリアニオンによる方法,ポリエチレングリコールによる方法,等電点の違いによる方法などがある.これらはいずれも検体の前処理操作としてHDL以外のリポ蛋白画分を沈殿分画除去し,その上清を分取し,そのコレステロールを測定する.
高比重リポ蛋白(HDL)-コレステロール(HDL-C)が,動脈硬化症の危険予防因子として重要な臨床検査項目の1つとして測定されるようになって久しい.
その方法としては,ポリアニオンによる方法,ポリエチレングリコールによる方法,等電点の違いによる方法などがある.これらはいずれも検体の前処理操作としてHDL以外のリポ蛋白画分を沈殿分画除去し,その上清を分取し,そのコレステロールを測定する.
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