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今月の主題 フローサイトメトリー―最近の進歩 技術解説
白血球貧食能の測定
著者: 東克巳1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.1131 - P.1134
文献購入ページに移動 近年,フローサイトメトリー(FCM)が細胞表面抗原の解析に広く用いられてきた.最近は,表面抗原の解析だけでなくその応用も細胞機能や活性化など幅広くなってきている.顆粒球貪食能検査にも応用され,全血でしかも微量で分析ができ,新生児の易感染性スクリーニング検査には朗報である.しかし,FCMは客観的な検査ではあるが,その解釈にあたっては注意が必要である.本稿では,蛍光ビーズを用いた代表的な貧食能検査の1つと,短所を改良したわれわれの測定方法を紹介する.
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