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コーヒーブレイク
華も実もある
著者: 屋形稔1
所属機関: 1新潟大学
ページ範囲:P.1169 - P.1169
文献購入ページに移動戦国時代に最強とうたわれた越後の上杉は,徳川に敵対し会津120万石に移封され,さらに米沢に移されたときはわずか15万石の貧乏藩となった.しかし,以前の武士数を抱え,民を食さしめんための苦難の道が続くことになった.白河は徳川の親族の松平の所領であったが,やはり11万石の小藩であった.この両藩に徳川中期,天明の前後に時を同じくして,後世まで語り継がれる明君上杉治憲(鷹山)と松平定信(楽翁)が出現して善政を施した.
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