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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻12号

1997年11月発行

文献概要

今月の主題 標準物質 標準物質の現状

尿蛋白国際標準品

著者: 伊藤喜久1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学

ページ範囲:P.1626 - P.1629

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 国際的血漿蛋白標準品CRM 470/RPPHSに準じて,尿蛋白個別成分測定のための標準品が国際臨床化学連合(IFCC)から作製準備中である.対象成分はアルブミン,トランスフェリン,IgG,α1-マイクログロブリン,レチノール結合蛋白,α2-マクログロブリン,χ,λ抗原7種8項目で,健常者プール血清に精製品を添加し,マトリックスとしてへペス緩衝液を用いた人工的な標準品である.これまでの作製の現状をまとめ報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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