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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻2号

1997年02月発行

今月の主題 Helicobacter pylori

技術解説

Helicabacter pyloriの迅速ウレアーゼテスト・色素内視鏡法

著者: 伊藤重二1 東健1 栗山勝1 郡大裕2

所属機関: 1福井医科大学第二内科 2愛生会山科病院

ページ範囲:P.157 - P.161

文献概要

 H.pyloriの持つ強いウレアーゼ活性を利用した検出法として,迅速ウレアーゼテスト,フェノールレッド色素内視鏡法,および最新の方法について解説した.フェノールレッド法は菌の分布を面として診断できる.迅速ウレアーゼテストは外来でできる簡便,迅速な方法であり,より高感度のものも発売されてきている.しかし,1つの方法で必要十分な検査法はなく,フェノールレッド法と併用した,迅速ウレアーゼテスト,ウレアーゼセンサー法,内視鏡的尿素呼気テストなども考案されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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