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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の主題 Internal Quality Control 話題

出現実績ゾーン法によるquality control

著者: 千葉正志1 堀本光2

所属機関: 1東京都監察医務院検査科 2(株)エイアンドティ・開発Ⅲ部

ページ範囲:P.428 - P.432

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1.はじめに
 臨床検査の精度管理は,管理血清や患者試料測定値の統計的処理による内部精度管理,各種の機関が実施している外部精度管理,さらには,患者試料測定値の個別管理がある.これらの内部精度管理,および外部精度管理方法は,系統的誤差の検出には強力な威力を発揮し,臨床検査の正確度や精密度の精度向上に大いに貢献している.
 一方,個別管理は臨床検査結果の信頼性を検証する方法であり,Nosanchuckら1)がデルタチェック法を提唱したことに始まり,現在では異常値チェック,特定項目の組み合わせによる相関チェック,同一患者の過去のデータと比較するデルタ・チェックなど2~10)が実施されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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