icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻4号

1997年04月発行

研究

Triton X-100を加えたグリメリウス染色法―大阪市大法

著者: 佐々木政臣1 若狭研一1 八幡朋子1 櫻井幹己1 田部正則1

所属機関: 1大阪市立大学医学部付属病院病理部

ページ範囲:P.471 - P.473

文献概要

 グリメリウス染色の硝酸銀液にTriton X-100を加えて染色を行ったところ,優れた染色効果がみられた.TritonX-100の濃度は0.1~0.2%で,0.03%硝酸銀液に溶解し染色した.膵臓の外分泌腺の共染が少なく,ラ氏島α細胞の分泌顆粒が鮮明に染まった.また通常の方法(TritonX-100非添加)では反応の弱かった胃カルチノイドの神経分泌顆粒も鮮明に染色できた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら